当時はヒットしなかった?・・・サーフ&スノウ



グラフはユーミンのフルアルバム(オリジナルアルバム)のチャートです。

最初の2枚はユーミンの知名度自体がそれ以降ほどはなかったこともあり、8位と9位でした。
「あの日に帰りたい」の大ヒットでトップアーチストになり、
それもあって3枚目の「コバルトアワー」は2位まで上がりました。
続く「14番目の月」が最初のピークですね。
それ以降もアルバムは確実に売れ続けました。
結婚以降、ちょっとだけ低迷しますが、
アルバム「時のないホテル」はかなりヒットしました。
4作ぶりのトップ3入りです。


そして、次にリリースされた1980年12月の「サーフ&スノウ」はあまり評判が良くなかったアルバムです。
このアルバムはオリジナルフルアルバムとしては最低のランキングです。
それでも7位というところがユーミンのユーミンたる由縁ですが。





このアルバムには
ソフトエクレアのCMソングになった「まぶしい草野球」があります。
2年後に松田聖子がカバーして話題になった「恋人がサンタクロース」があります。
あとになってスキー場でよくかかるようになった「サーフ天国、スキー天国」があります。
ただこの曲は、夏用と冬用が1曲の中に入っているため、一部では不評でした。
1番だけを何度も繰り返していたところもありました。
逆に、海水浴場で2番だけを繰り返していました。
ユーミンも、後に「今だったら、こんなふうには作らない」と発言したことがあります。






アップテンポの曲「彼から手を引いて」「ワゴンに乗って出かけよう」や
セルフカバーの曲で、岡田真澄とのデュエット「恋人と来ないで
あるいは「シーズンオフの心には」「雪だより」など秀作はあるものの
全体としては低調。
あまり勢いが感じられませんでした。
このアルバムのベストテイクは「人魚になりたい」でしょうか。


傑作アルバムのあとに、あるいはこのあと始まるプロジェクトに備えて
ちょっと一息入れた感じです。
それが、チャートにも現れた形です。


いずれにしろ、次のプロジェクトが早々に動き始めます。 次作「水の中のASIAへ」は4曲入りのミニアルバムですが、 それ以上に意味のあるものへと変わっていきます。